プラズマクリーナーの仕組みを知ろう

電子デバイスや医療機関で使用する器具などといった製品は、梱包して出荷を行う前に、表面に油分やさび、細菌やウイルスなどが付着していないかどうかを確認し、完全に除去しなければなりません。従来これらを除去する方法としては洗剤が使われていましたが、水を使うことから乾燥しなければならず、手間や時間がかなりかかるものでした。しかし現在ではドライの環境の下で洗浄をすることができる装置が開発され、それがプラズマクリーナーと呼ばれるものです。プラズマとはどのようなものなのかと言うと、電離したガスのことを指します。

物質の表面に結合し、酸化や分解をさせるという特徴があり、このプラズマを不純物に照射して分解や除去することによって洗浄が成り立ちます。完全なドライの環境で処理をすることができるため、洗剤や洗浄液などを使う必要もありません。このことから乾燥させる必要もなく、非常に後処理が楽になります。プラズマクリーナーには減圧環境、もしくは大気圧下のどちらかの環境で洗浄を行う装置に分かれます。

減圧下で反応させるものは、最初に対象物を専用の容器に入れた上で密閉し、真空ポンプを使い空気を抜いた状態で反応ガスを詰め、プラズマを生成させる方法です。処理が終わった後は容器の中に空気を入れて大気圧に戻した上で製品を取り出すのです。近年では大気圧下でも使うことができるプラズマクリーナーが開発されています。この場合専用の容器を使わなくても空気中で洗浄することができます。

減圧も不要なので連続で処理をすることができ、洗浄の効率も大幅に上がるでしょう。

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