必要性が増すプラズマクリーナー

通常物質は、固体、液体、気体のどの状態でも、プラスの電荷を持った陽子とマイナスの電子を持った陽子が同数で安定しています。プラズマとは、気体の温度を数千度から1万度以上に上げたときに、分子が陽イオンと電子に分かれて自由に飛びまわり、不安定になった状態をいいます。自然界では太陽やオーロラ、雷など、身近なものとしては蛍光灯があります。発生させる条件によって、低圧プラズマと大気圧プラズマに分けられます。

それぞれ、プラズマを発生させる密閉空間に任意のガスを注入します。低圧プラズマは、容器内を真空ポンプで低圧状態にして電極に電圧を加えることで、電極間にプラズマを発生させます。低圧状態では原子や分子が少ないので電子の移動が容易になり、小さな電力で発生させることが可能になります。大気圧プラズマは圧力を下げないままで発生させる方法で、そのままでは電子の移動が難しいため、電極の距離を短くするか大きな電力を使います。

真空ポンプが必要ないので安価に発生させることができます。プラズマの特性の1つとして、疎水化と親水化があります。疎水化は水をはじくようになること、親水化は水になじみやすくなることです。この特性を使って様々なものを洗浄するのがプラズマクリーナーです。

疎水性を利用して、プラズマクリーナーでレンズや医療処置具、粉体洗浄などをします。プラズマクリーナーの親水性による表面改質により、印刷やコーティング材の密着性が改善されます。

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